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【レビュー】AZLA「SednaEarfit」 [イヤホン レビュー]
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イヤホンブログを引っ越し中です。
新しいブログはこちらですm(__)m
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今更ながら発売直後から話題性のあった
AZLAのイヤーピーズ「SednaEarfit」を試してみました。
そんなお話。
謳い文句は
"音の表現力を向上、特に高域表現能力を最大限までサポート"
"音質劣化がなく、快適で安定したフィット感を提供。イヤホンの共振現象を除去、
ノズルに安定した固定力を提供"
"セドナイヤーピースは、約2年間、788人の外耳道を分析し開発したイヤーピースです。
イヤホンのフィット感を最大限まで高め自然な音の表現力と遮音の高い設計になっております。"
つまりは・・・
高域の表現にフォーカスしていてフィット感もいいですよ。
ということですね。
とりあえず他イヤーピースたちと比べてみようと
写真を撮ってみました。
左から、
・本日の主役。AZLA「SednaEarfit」
・Spinfit(軸部分が長いやつ)
・Spinfit(軸部分が短いやつ)
・final「Eタイプ」
・JVC「スパイラルドット」
です。
実際に使用してみると・・・
■「特に高域表現能力を最大限までサポート」
確かに。確かに。
思っていたよりも変化が大きい印象です。
高域に寄ったとき「音がドライで顕微鏡で葉っぱを観察しているような繊維質が見える感じ」という
あまり理解されない気がする感覚が個人的にはあるのですが、
その感じが確かにします。
ただ個人的には高域よりもボーカルの立体感・存在感が増す点が特に好印象でした。
中域~中高域くらいが鮮明に前に出てくるというか・・・
距離感のコントラストがはっきりする感じがします。
このイヤーピース、硬いです。
例えば、同じようなステム径を要求するJVC「スパイラルドット」と
洗濯ばさみで挟んだ時の潰れ具合を比較すると、
↓SednaEarfit
↓スパイラルドット
その硬さは一目瞭然。スパイラルドットは完全に穴が塞がってしまっているのに対して
SednaEarfitは潰れ切れていません。
この硬さゆえに中高音域をスポイルせずに耳まで届けてくれるのでしょうか。
また、上の写真のSednaEarfitとスパイラルドットの高さを比較していただくと
よくわかるかと思いますが、高さが高い=軸が長いです。
この高さ、音が通る道の長さによってちょっとした中高音域の響きを演出している気がします。
トンネルの中でリコーダーを吹けば響き渡る。そんな感じです。
なぜレコーダーかって、私はそれ以外の楽器が出来ません。
よく学生時代の男子のあるある話で「好きな女の子のレコーダーをこっそり・・・」という
話がありますが、あれって本当にする人いますかね?
私はしたことないですし、したいと思ったこともないですし、
周りでそんな武勇伝を語る友人もいません。
そんな感じで、通りの道の硬さと道のりの微妙な長さで中域以上を気持ちよく聴かせてくれます。
ハマる時は非常に気持ちいいです。
■「快適で安定したフィット感を提供」
ここはまあ人によってしまうでしょうね。
耳の形は千差万別ゆえに万人にとは現実問題としていかないでしょう。
かく言う私はちょっとイマイチでした。
全然使用に耐えないというレベルではありませんが、よりフィット感がいいイヤーピースは
あるかな。いや、あるかなというか大概はこれよりもいいかなという印象です。
なんといってもこの「長さと硬さ」ゆえにフィットしません。
軸が長く比較的耳の奥まで挿入する形になるのですが、
素材が比較的硬いために耳の中で耳の形に「つぶれて馴染む」「変形して馴染む」という
要素が他イヤーピースに比べると弱いためです。
普段はMサイズのイヤーピースですが、そんなこんなでイマイチフィットしないので、
Sサイズも購入してみましたが、それでも耳の中で「耳の壁にぶち当たってる」感があります。
ただこれ以上小さいサイズにしても今度は径が足りなくなって低音が抜けてしまいそうです。
軸が太いので、この軸の太さに適合するような太いステムのイヤホンばかりではないですが、
太さがマッチさえすれば出番があるイヤーピースだと思います。
サイズもS/M/LだけではなくMSやMLも発売されているので、
自分に合うサイズが見つけ出せれば・・・
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今更ながら発売直後から話題性のあった
AZLAのイヤーピーズ「SednaEarfit」を試してみました。
そんなお話。
AZLA SednaEarfit [イヤーピース Mサイズ2ペア]
- 出版社/メーカー: アユート
- メディア: エレクトロニクス
謳い文句は
"音の表現力を向上、特に高域表現能力を最大限までサポート"
"音質劣化がなく、快適で安定したフィット感を提供。イヤホンの共振現象を除去、
ノズルに安定した固定力を提供"
"セドナイヤーピースは、約2年間、788人の外耳道を分析し開発したイヤーピースです。
イヤホンのフィット感を最大限まで高め自然な音の表現力と遮音の高い設計になっております。"
つまりは・・・
高域の表現にフォーカスしていてフィット感もいいですよ。
ということですね。
とりあえず他イヤーピースたちと比べてみようと
写真を撮ってみました。
左から、
・本日の主役。AZLA「SednaEarfit」
・Spinfit(軸部分が長いやつ)
・Spinfit(軸部分が短いやつ)
・final「Eタイプ」
・JVC「スパイラルドット」
です。
実際に使用してみると・・・
■「特に高域表現能力を最大限までサポート」
確かに。確かに。
思っていたよりも変化が大きい印象です。
高域に寄ったとき「音がドライで顕微鏡で葉っぱを観察しているような繊維質が見える感じ」という
あまり理解されない気がする感覚が個人的にはあるのですが、
その感じが確かにします。
ただ個人的には高域よりもボーカルの立体感・存在感が増す点が特に好印象でした。
中域~中高域くらいが鮮明に前に出てくるというか・・・
距離感のコントラストがはっきりする感じがします。
このイヤーピース、硬いです。
例えば、同じようなステム径を要求するJVC「スパイラルドット」と
洗濯ばさみで挟んだ時の潰れ具合を比較すると、
↓SednaEarfit
↓スパイラルドット
その硬さは一目瞭然。スパイラルドットは完全に穴が塞がってしまっているのに対して
SednaEarfitは潰れ切れていません。
この硬さゆえに中高音域をスポイルせずに耳まで届けてくれるのでしょうか。
また、上の写真のSednaEarfitとスパイラルドットの高さを比較していただくと
よくわかるかと思いますが、高さが高い=軸が長いです。
この高さ、音が通る道の長さによってちょっとした中高音域の響きを演出している気がします。
トンネルの中でリコーダーを吹けば響き渡る。そんな感じです。
なぜレコーダーかって、私はそれ以外の楽器が出来ません。
よく学生時代の男子のあるある話で「好きな女の子のレコーダーをこっそり・・・」という
話がありますが、あれって本当にする人いますかね?
私はしたことないですし、したいと思ったこともないですし、
周りでそんな武勇伝を語る友人もいません。
そんな感じで、通りの道の硬さと道のりの微妙な長さで中域以上を気持ちよく聴かせてくれます。
ハマる時は非常に気持ちいいです。
■「快適で安定したフィット感を提供」
ここはまあ人によってしまうでしょうね。
耳の形は千差万別ゆえに万人にとは現実問題としていかないでしょう。
かく言う私はちょっとイマイチでした。
全然使用に耐えないというレベルではありませんが、よりフィット感がいいイヤーピースは
あるかな。いや、あるかなというか大概はこれよりもいいかなという印象です。
なんといってもこの「長さと硬さ」ゆえにフィットしません。
軸が長く比較的耳の奥まで挿入する形になるのですが、
素材が比較的硬いために耳の中で耳の形に「つぶれて馴染む」「変形して馴染む」という
要素が他イヤーピースに比べると弱いためです。
普段はMサイズのイヤーピースですが、そんなこんなでイマイチフィットしないので、
Sサイズも購入してみましたが、それでも耳の中で「耳の壁にぶち当たってる」感があります。
ただこれ以上小さいサイズにしても今度は径が足りなくなって低音が抜けてしまいそうです。
軸が太いので、この軸の太さに適合するような太いステムのイヤホンばかりではないですが、
太さがマッチさえすれば出番があるイヤーピースだと思います。
サイズもS/M/LだけではなくMSやMLも発売されているので、
自分に合うサイズが見つけ出せれば・・・
最近お邪魔しまして、一応サラッと拝見させていただきました。以前、SONY「XBA-N3」の低音に悩んでおられたようで、まだお悩みでしたら、audio-technica SOLID BASS スペアイヤピースER-CK50をおすすめします。低音のキレが良くなりますよ。今は廃盤で少し価格が上がっている所もありますが。
by hk (2019-02-28 04:00)
hk様
コメントありがとうございます。
audio-technicaですか!
正直ノーマークでした・・・
早速試してみようと思います!
情報をお寄せいただきありがとうございます!
by うし (2019-02-28 20:53)
音は申し分ありません。いろんなサイズを試しましたが、1時間以上でどうしても左耳が痛くなります。SednaEarfit Light白色がAZLAに付属されてますが、イヤピの単品販売はされないのですかね。
by Kon (2019-04-16 17:56)
Kon様
コメントありがとうございます!
sednaはちょっと硬目で確かに長時間の使用では痛くなる場合が
ありそうですよね!気持ちわかります!
Lightは通常のsednaよりも柔らかいとのことですが・・・
もし機会がありましたら、上記コメントで紹介いただいている
audio-technicaの「solid bass( ER-CK50)」も試してみてください。
sednaよりも軸径が小さいので、使えるか微妙ですが
個人的には傾向としてはsedna同様に低音を抑え&高音を伸ばす
イヤーピースで、それでいて若干耳触りはソフトです!
既に廃版なのですがAmazonなら買えます!
by うし (2019-04-16 22:56)
Kon様
昨日の今日ですが・・・
SednaEarfit Lightが単品販売されるようですね!
by うし (2019-04-17 22:00)