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※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。

【レビュー】HYLA「CE-5」~使用・音質編~ [イヤホン レビュー]

今回はきちんと試聴してから購入しました。
HYLA「CE-5」。
2018年07月27日22時41分54秒.jpg
「HYLA」とはアマガエルのことらしく「hyla」と検索すると
カエルちゃんの画像が沢山出てきちゃったりして。

私、両生類や爬虫類は受け付けないのですよ。

ということで、HYLA「CE-5」の使用・音質編レビューをば。





■音質
ものすごく音の分離がよく、解像度の高いイヤホン。
そのためによく言われる「あれ?そんな音も鳴ってた?」という経験をよくすることができます。

最近お気に入りのAr:tio「RK01」
・硬質な音でさらにエッジをきかせる
・アタック感強めで無音との音の境界線を分かりやすく
といったところで解像度やクリア感をある種「演出」していて、それに成功していると個人的には思ふ。
このCE-5にも「クリア」や「高解像度」という表現が当てはまるが、決定的に異なるのが
非常に「自然」な音であること。

演出による高音質ではなく「地でいい音。高解像度」「正統なるいい音」そんな印象。
こういうとRK01がかわいそうだから一応言っておきますが、私はそれでもRK01も好きです。
あれはあれで癖になる良さがあります。
「癖になる良さ」なので、間違いなく一般受けするのはこのCE-5でしょう。

高音域~超高音域を担当する「セラミック平面型」というドライバーが使われていることで
高音域に注目されるだろうし実際にもちろん出ますが・・・

実はものすごくいい低音も出ます。セラミックさんにばかり気を取られているとビビります。
・密度と重量感があって
・低いところから出る
そんないい(好きな)低音。
もちろんその低音に全体が引っ張られてモヤっとした印象に・・・なんてことはありませぬ。

つまりは・・・低音~高音までよく出ておりまっす。余裕をもって。

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【追記】2018/8
好きな低音だが個人的好みに照らすと
もう少し抑え気味でも十分と感じるときもある。
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【追記】2018/10
やはりこの潤沢な低音が空間を埋めてしまっている
ように感じることもある。
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結構イヤーピースはとっかえひっかえしました。
なんか今までの経験してきたよりも、イヤーピースによって印象が変わるという印象。
特に高音がイヤーピースに「吸われる」という印象がありまする。
なんやかんや試して・・・個人的な正解は
・出音部分はできるだけ大きく開口部を取る
・出音部分から先でイヤーピースが被る長さはできるだけ短く

ということで、こうなりました。
1533740123869.jpg
できるだけステムの先を塞がないように。
ステムの太さ等の関係でなかなか合うものが見つけられなかったので・・・
この↓もともとはダブルフランジのイヤーピースの先端をちょん切りましたw





■バランス接続してみる
いつものようにお手製バランス接続ケーブルで・・・
試してみましたが、お話になりませんでした。
完全に・・・劣化しました。
解像度がた落ちで全体的にモヤついてしまって・・・

ところで、馬鹿の一つ覚えのようにバランス接続は絶対と思って、
リケーブル可能なイヤホンは全てリケーブルを試してきたのですが、、、
最近思うのはもちろんバランス接続が悪いことはないでしょうが、いわゆる「グランド分離」というやつ。
あれでも十分なのではないか・・・と。

バランス接続することでガラッと音が変わるイヤホンもあるのですが、
グランド分離を謳っているようなイヤホンは正直バランス接続してもあまり違いが・・・
少なくとも私の耳では。。
このCE-5もわざわざ「グランド分離」を謳ってはいませんが、もはや言うまでもないのかと。
4本の線材が編まれてるんだから・・・そりゃ分離しているでしょうし、
このクラスのイヤホンなら言うまでもなく当たり前なのかなと。


■装着感
ハウジングは小さくはないですが、重さは気にならず、
ステムもそれなりの長さがあって耳の奥まで入るので安定感に問題はなし。


どの帯域も過不足なく余裕をもって鳴らしてくれて
非常に解像度が高いという、言うことないイヤホンでした。
何も言うことはありません。
迷うことなくこのce-5がMyイヤホンヒエラルキーのトップに立つでしょう。

贅沢を言うならば(言うんかい)、RK01の良いところ(というか癖になるところ)を取り入れて
・もう少々音の配置を横方向へ広く
・RK01の演出のうまいところと思っている「静寂感」をもう少々

が取り入れられたら本当に言うことなし。
RK01の好きなポイントである「硬質な音」は、それが好きなのはクリアに聴こえるからであろう?と自己分析し、硬質でなくても十二分にクリア

硬質さやエッジがきいてる感がなくてもクリアに聴かせてくれるのがいいんだと思うので除外。


しかし人間というのは本当に欲深き生き物よ。
まだあれもこれもと言うのか。
足ることを知れよ、自分。






え。なんだって?

"UPG001SEは、情報量と鮮度感が高く、レンジは広め。ピラミッドバランスで立体感を出す傾向。
空間の静けさも特徴の一つです。"

ポチっとな。

m(__)m


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