※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。
【レビュー】iFi Audio「iFi micro iDSD Black Label」 [イヤホン レビュー]
ポタアンはRHAの「DACAMP L1」しか持っていなかったので、
iFi audioの「iFi micro iDSD Black Label」を買ってみた。
第1の関門「どのポタアン買うよ?」
なんのポタアンを買おうかと迷い、候補に挙がったのが
・iFi audio「iFi micro iDSD Black Label」
・iFi audio「xDSD」
・Fiio「Q5」
・CHORD「Mojo」
・SONY「PHA-2a」
だったのだが、世間様のご意見より一番間違いなさそうな「iFi micro iDSD Black Label」にした。
でも、だいーーーーぶ悩んだ。
購入前に実物を見に行ったりもしたのだが、
xDSDは想像以上にコンパクトでまさに「ポータブル」にはよさそう。
Q5もモジュールが交換でき。バランス接続もできるところが魅力。
Mojoは言わずと知れたポタアンの名器なんだろうし・・・
PHA-2aは以前所持していたPHA-3が好印象で惹かれる・・・
それでもまあ、
新たなメーカーにチャレンジしてみようだったり、
「ポータブルアンプ」だけど・・・持ち歩かないしな・・・だったり、
グラント分離とバランス接続の音の違い・・・わからないしな・・・だったり、
そんなことを諸々考えて「iFi micro iDSD Black Labe」さんのお世話になることにしました。
第2の関門「嫁の許可」
買うのを決めたところで・・・「iFi micro iDSD Black Label」は7万前後なので・・・
ちょっとお嫁様の許可をいただいておかないと・・・
夫:「あのぉ・・・ちょっと欲しいものが・・・」
嫁:「え?」
夫:「今月誕生日なので・・・・自分で自分に誕生日プレゼントということで・・・」
嫁:「・・・いいでしょう♪いつも頑張ってるから♪」
夫:「え?いいの♪(何を頑張っていると認められているのかはわからないけど)」
ということでなんかあっさりと許可され、購入できることに。
30分後。
なぜか嫁が通いたいという習い事の月謝を夫が払うという話に。
え・・・これ・・・はめられたのか(・ω・)?
ポタアンを買い足した理由として、私はDACAMPしか知らなかったので
世にあまり「アンプはDACAMP使ってます」という人を聞かないこともあって
「DACAMPの真価がわからん」というものもあったので、そんな視点でレビューします。
まずはいつものように開封しますが・・・
開封レビューをされてる方はすでに沢山いらっしゃるので簡単に。
箱を
開けます。
本体。なんか・・・粉被ってますけど・・・
説明書は英語のみ。最近「説明書は〇ヶ国語ですね」の楽しみがなくて残念。
付属品たち。スマホとドッキング?する際に間に挟むゴムシートやゴムバンドもついていますが、
これをポータブルする人は・・・いるのだろうか・・・
その大きさをDACAMPと比べます。
明らかにDACAMPよりも大きいです。
個人的には持ち歩かないので大きさはあまりプライオリティは高くないのですが
それでもサイズ感や全体のデザイン性はまとまりがあってDACAMPのほうが好きです。
LEDランプで入力音源のヘルツ数やフォーマットが分かるようなのですが・・・
そのLEDがどこにあるかわからず・・・?と思っていました。
あ。ここね。
■音質とか
DACAMPに比べると、これが「艶のある音」というやつなんですかね?
でも個人的には「潤いのある音」という印象。
特にボーカルのある曲では人の声に潤いが加わり、より生々しさが増す印象です。
またボーカルは配置自体も前に出てくるので、存在感が増すように感じます。
ボーカルの配置(定位)にもつながりますが、定位感も増します(よくなります)。
特に奥行の定位感がよくなります。
DACAMPと比べると相対的に音の配置が立体的になります。
この立体感があるからこそ音が重ならず、1音1音に潤いを纏わせても
分離が犠牲にならない。そんな風に感じます。
個人的には「音の配置」と「音場」はまた別のものだと思ってるんですが(本当のところは知りませぬ)、
音場も広がります。
特に後ろ方向に。
「音場」というと特に横方向に特に語られるものかな?という印象ですが、
横ではなく奥に特に広がるのを感じます。
音が後方に抜けていくのを感じることができます。
この「iFi micro iDSD Black Label」はバランス接続は非対応ですが、
左右の分離と言う点で問題を感じるかと言われると・・・感じません。
ま。Myポンコツearの恩恵かもしれませんが・・・
「3D+」という音場を広げる効果があるスイッチがついていますが、
効果の大きさや良し悪しは曲次第という感じでしょうか?
雑に何がどうなるのかを書いてみると
・左右にパンしている音がセンター寄りになり
・ボリュームも上がる
・=存在感が増して
・代わりに(相対的に)センター定位の音が後ろに一歩下がる
という感じに聴こえます。
で、確かに音場は広くなった感が出ます。
まあ、でも基本はOFFでいいものかな??
総じて・・・音質面ではDACAMPよりもメリットが多いと言えるのではないかな~
というかデメリットはないんじゃないかな~
と個人的には思いまする。
逆にDACAMPと比較してiFi micro iDSD Black Labelがマイナスだと感じるところは・・・
■その他使用感等
PCからソースを入力して使用する場合、DACAMPだとスイッチを入れると
出力デバイスが自動でDACAMPに切り替わってくれるのだが、こいつの場合はそうはいかず、
マニュアルで切り替えなければいけない。
これはちょっと不便。場合によってはこの方が融通が利くこともあるのだろうが。
本体裏側に「iE Match」という、要はイヤホンやヘッドホンのインピーダンスに合わせて
抵抗を調整できるスイッチがあるのだが、案の定・・・
なにかの拍子に設定が変わってしまうことがありますねん。なぜそこにつけたのか・・・
----------------------------------------------------------------------------
【追記】2018/08
あ。書くの忘れていた。
色々なフォーマットに対応できるポタアンなので、
「入力されたフォーマットやヘルツがどんなものなのか?」を最初に判断するらしいのです。
が、その際に時間を要してしまい、曲の頭が切れてしまうことが良くあります。
この点はDACAMPはそんなことないので残念。
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個人的にはより音に潤いと立体感がでたことに満足です。
まあ、DACAMPを使っていて「平面的だな」と感じていたわけではないので結果論ですが。
今後はアンプはこのmicro iDSD BLを使っていくことになるんでしょうが、
やっぱりDACAMPも好きですね。
このフォルム、デザイン性、遊び心と呼ぶには失礼な完成度の高い
高音・低音を自在に操れる機能性。
このちょっと乾いた音を聴きたくなることもあるでしょう。
大事にしよっと。
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【追記】2018/9
アンプを変えたのをきっかけに手持ちの色々なイヤホンを
このアンプで聴きなおしているのですが、
特にfinalの「F7200」の躍進が目覚ましい。
デザインも含めて非常に満足感が高く、所有欲を満たしてくれる
イヤホンだと今までも思っていたのだが、
音に関してはまとまっているが、どこか「こじんまり」とした印象があった。
ところがこのmicro iDSD BLを使うと、
空間の使い方、音場が広がり、一音一音も力強くなる。
低音はやはり控えめだが、今までよりもよりダイナミックな
表現もできるようになるような印象。
デザイン性はもともと個人的にトップクラスだったので
音までついてきちゃって・・・嬉しい限り
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iFi audioの「iFi micro iDSD Black Label」を買ってみた。
第1の関門「どのポタアン買うよ?」
なんのポタアンを買おうかと迷い、候補に挙がったのが
・iFi audio「iFi micro iDSD Black Label」
・iFi audio「xDSD」
・Fiio「Q5」
・CHORD「Mojo」
・SONY「PHA-2a」
だったのだが、世間様のご意見より一番間違いなさそうな「iFi micro iDSD Black Label」にした。
でも、だいーーーーぶ悩んだ。
購入前に実物を見に行ったりもしたのだが、
xDSDは想像以上にコンパクトでまさに「ポータブル」にはよさそう。
Q5もモジュールが交換でき。バランス接続もできるところが魅力。
Mojoは言わずと知れたポタアンの名器なんだろうし・・・
PHA-2aは以前所持していたPHA-3が好印象で惹かれる・・・
それでもまあ、
新たなメーカーにチャレンジしてみようだったり、
「ポータブルアンプ」だけど・・・持ち歩かないしな・・・だったり、
グラント分離とバランス接続の音の違い・・・わからないしな・・・だったり、
そんなことを諸々考えて「iFi micro iDSD Black Labe」さんのお世話になることにしました。
第2の関門「嫁の許可」
買うのを決めたところで・・・「iFi micro iDSD Black Label」は7万前後なので・・・
ちょっとお嫁様の許可をいただいておかないと・・・
夫:「あのぉ・・・ちょっと欲しいものが・・・」
嫁:「え?」
夫:「今月誕生日なので・・・・自分で自分に誕生日プレゼントということで・・・」
嫁:「・・・いいでしょう♪いつも頑張ってるから♪」
夫:「え?いいの♪(何を頑張っていると認められているのかはわからないけど)」
ということでなんかあっさりと許可され、購入できることに。
30分後。
なぜか嫁が通いたいという習い事の月謝を夫が払うという話に。
え・・・これ・・・はめられたのか(・ω・)?
ポタアンを買い足した理由として、私はDACAMPしか知らなかったので
世にあまり「アンプはDACAMP使ってます」という人を聞かないこともあって
「DACAMPの真価がわからん」というものもあったので、そんな視点でレビューします。
まずはいつものように開封しますが・・・
開封レビューをされてる方はすでに沢山いらっしゃるので簡単に。
箱を
開けます。
本体。なんか・・・粉被ってますけど・・・
説明書は英語のみ。最近「説明書は〇ヶ国語ですね」の楽しみがなくて残念。
付属品たち。スマホとドッキング?する際に間に挟むゴムシートやゴムバンドもついていますが、
これをポータブルする人は・・・いるのだろうか・・・
その大きさをDACAMPと比べます。
明らかにDACAMPよりも大きいです。
個人的には持ち歩かないので大きさはあまりプライオリティは高くないのですが
それでもサイズ感や全体のデザイン性はまとまりがあってDACAMPのほうが好きです。
LEDランプで入力音源のヘルツ数やフォーマットが分かるようなのですが・・・
そのLEDがどこにあるかわからず・・・?と思っていました。
あ。ここね。
■音質とか
DACAMPに比べると、これが「艶のある音」というやつなんですかね?
でも個人的には「潤いのある音」という印象。
特にボーカルのある曲では人の声に潤いが加わり、より生々しさが増す印象です。
またボーカルは配置自体も前に出てくるので、存在感が増すように感じます。
ボーカルの配置(定位)にもつながりますが、定位感も増します(よくなります)。
特に奥行の定位感がよくなります。
DACAMPと比べると相対的に音の配置が立体的になります。
この立体感があるからこそ音が重ならず、1音1音に潤いを纏わせても
分離が犠牲にならない。そんな風に感じます。
個人的には「音の配置」と「音場」はまた別のものだと思ってるんですが(本当のところは知りませぬ)、
音場も広がります。
特に後ろ方向に。
「音場」というと特に横方向に特に語られるものかな?という印象ですが、
横ではなく奥に特に広がるのを感じます。
音が後方に抜けていくのを感じることができます。
この「iFi micro iDSD Black Label」はバランス接続は非対応ですが、
左右の分離と言う点で問題を感じるかと言われると・・・感じません。
ま。Myポンコツearの恩恵かもしれませんが・・・
「3D+」という音場を広げる効果があるスイッチがついていますが、
効果の大きさや良し悪しは曲次第という感じでしょうか?
雑に何がどうなるのかを書いてみると
・左右にパンしている音がセンター寄りになり
・ボリュームも上がる
・=存在感が増して
・代わりに(相対的に)センター定位の音が後ろに一歩下がる
という感じに聴こえます。
で、確かに音場は広くなった感が出ます。
まあ、でも基本はOFFでいいものかな??
総じて・・・音質面ではDACAMPよりもメリットが多いと言えるのではないかな~
というかデメリットはないんじゃないかな~
と個人的には思いまする。
逆にDACAMPと比較してiFi micro iDSD Black Labelがマイナスだと感じるところは・・・
■その他使用感等
PCからソースを入力して使用する場合、DACAMPだとスイッチを入れると
出力デバイスが自動でDACAMPに切り替わってくれるのだが、こいつの場合はそうはいかず、
マニュアルで切り替えなければいけない。
これはちょっと不便。場合によってはこの方が融通が利くこともあるのだろうが。
本体裏側に「iE Match」という、要はイヤホンやヘッドホンのインピーダンスに合わせて
抵抗を調整できるスイッチがあるのだが、案の定・・・
なにかの拍子に設定が変わってしまうことがありますねん。なぜそこにつけたのか・・・
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【追記】2018/08
あ。書くの忘れていた。
色々なフォーマットに対応できるポタアンなので、
「入力されたフォーマットやヘルツがどんなものなのか?」を最初に判断するらしいのです。
が、その際に時間を要してしまい、曲の頭が切れてしまうことが良くあります。
この点はDACAMPはそんなことないので残念。
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個人的にはより音に潤いと立体感がでたことに満足です。
まあ、DACAMPを使っていて「平面的だな」と感じていたわけではないので結果論ですが。
今後はアンプはこのmicro iDSD BLを使っていくことになるんでしょうが、
やっぱりDACAMPも好きですね。
このフォルム、デザイン性、遊び心と呼ぶには失礼な完成度の高い
高音・低音を自在に操れる機能性。
このちょっと乾いた音を聴きたくなることもあるでしょう。
大事にしよっと。
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【追記】2018/9
アンプを変えたのをきっかけに手持ちの色々なイヤホンを
このアンプで聴きなおしているのですが、
特にfinalの「F7200」の躍進が目覚ましい。
デザインも含めて非常に満足感が高く、所有欲を満たしてくれる
イヤホンだと今までも思っていたのだが、
音に関してはまとまっているが、どこか「こじんまり」とした印象があった。
ところがこのmicro iDSD BLを使うと、
空間の使い方、音場が広がり、一音一音も力強くなる。
低音はやはり控えめだが、今までよりもよりダイナミックな
表現もできるようになるような印象。
デザイン性はもともと個人的にトップクラスだったので
音までついてきちゃって・・・嬉しい限り
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