※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。
【レビュー】radius「HP-NHR21K」 [イヤホン レビュー]
知り合いにradiusの「HP-NHR21K」を借りました。
勿論radiusさんは知っていますが、今まで手にしたことはありませんでした。
知人もまだ購入したばかりとのことでしたので、
エージング云々はまだまだと思いますが、
感じたことを書いておきます。
そんなお話です。
とりあえず写真から。
許可は取っていますが、人様のものなので、ちょっと控えめに。
なんか変なものが見切れてきましたが、
実はこの写真たちは嫁が撮っています。写真のクオリティはいかがでしょうか。
今回借りたこのイヤホンはソニーのDAP「wm1a」と
いつものように家の環境であるPC + micro idsd bl の環境で聴いてみました。
そして、この両環境でかなーり印象が違います。
まずwm1aで聴いた際には、想像していたよりもかなり好印象でした。
低音の量感が多い系のイヤホンで、ドライな音質&密度も特段感じるわけではありませんが
音の奥行表現がうまく、立体的な音場表現に長けています。
お値段的にも1万円ちょっとなので、非常に手が出しやすく、
この値段でこの音質はすごいなーと思いました。
発売が2015年ということで、5年以上愛されているということにも納得です。
で、これを家の環境で聴いたらどんなものだろうかとウキウキして持ち帰ったわけですが、
前述のようにかなり印象が異なりました。
wm1aで聴いていた時よりもさらに低音の存在感が増幅されてバランスを崩し、
なによりも過剰に響きが強調されているような、低いところに行けば行くほど、
余韻が引き伸ばされているような、言ってしまえば締まりのない音になってしまいました。
無駄に引き伸ばされるせいで、空間的な余裕もなくなり、立体感も薄れてしまう気がします。
なんか、帯域ごとの出力の制動が効かなくなって暴れているようなイメージです。
女性ボーカルはこの余韻がふくよかさみたいなところで、いい感じで働くこともありますが、
男性ボーカルなんかは「もわっ」とした雰囲気になってしまい、個人的にはちょっと厳しいです。
男女がデュエット(って最近は言うんですかね?)している曲なんかは
ボーカルの切り替わりで、同じMIXとは思えないような印象の変化があります。
どんなイヤホンでもプレイヤー等環境が変われば音も変わるんでしょうが、
にしてもここまで変わるのは初めてですかね。
カメレオンみたいなイヤホンです。
ただ、確かに基本的に「ポータブルでこれだけいいなら家の環境ではもっと・・・」と
期待していた自分としては多少残念ではあるのですが、逆にここまで違うと、
考えようによっては、やりよう(環境)によっては逆にもっと良くなるんじゃないかと
なんか興味がわきました。
リケーブル可能モデルもあるようなので、ちょっと気になります。
もしこのイヤホン(もしくはradiusさんのイヤホン)は
「他メーカーのイヤホンよりも環境によって大きく差が出るイヤホンです。そう設計しています」
みたいな事実や特徴があったら面白いですね。
ブログはちょっとネガティブな話の流れになってしまっていますが、
貸してくれた知人は気に入っていますし、私もwm1aで聴くときは非常に気に入っているので
また貸してほしいと思っています。(←自分で買えよ)
勿論radiusさんは知っていますが、今まで手にしたことはありませんでした。
知人もまだ購入したばかりとのことでしたので、
エージング云々はまだまだと思いますが、
感じたことを書いておきます。
そんなお話です。
とりあえず写真から。
許可は取っていますが、人様のものなので、ちょっと控えめに。
なんか変なものが見切れてきましたが、
実はこの写真たちは嫁が撮っています。写真のクオリティはいかがでしょうか。
今回借りたこのイヤホンはソニーのDAP「wm1a」と
いつものように家の環境であるPC + micro idsd bl の環境で聴いてみました。
そして、この両環境でかなーり印象が違います。
まずwm1aで聴いた際には、想像していたよりもかなり好印象でした。
低音の量感が多い系のイヤホンで、ドライな音質&密度も特段感じるわけではありませんが
音の奥行表現がうまく、立体的な音場表現に長けています。
お値段的にも1万円ちょっとなので、非常に手が出しやすく、
この値段でこの音質はすごいなーと思いました。
発売が2015年ということで、5年以上愛されているということにも納得です。
で、これを家の環境で聴いたらどんなものだろうかとウキウキして持ち帰ったわけですが、
前述のようにかなり印象が異なりました。
wm1aで聴いていた時よりもさらに低音の存在感が増幅されてバランスを崩し、
なによりも過剰に響きが強調されているような、低いところに行けば行くほど、
余韻が引き伸ばされているような、言ってしまえば締まりのない音になってしまいました。
無駄に引き伸ばされるせいで、空間的な余裕もなくなり、立体感も薄れてしまう気がします。
なんか、帯域ごとの出力の制動が効かなくなって暴れているようなイメージです。
女性ボーカルはこの余韻がふくよかさみたいなところで、いい感じで働くこともありますが、
男性ボーカルなんかは「もわっ」とした雰囲気になってしまい、個人的にはちょっと厳しいです。
男女がデュエット(って最近は言うんですかね?)している曲なんかは
ボーカルの切り替わりで、同じMIXとは思えないような印象の変化があります。
どんなイヤホンでもプレイヤー等環境が変われば音も変わるんでしょうが、
にしてもここまで変わるのは初めてですかね。
カメレオンみたいなイヤホンです。
ただ、確かに基本的に「ポータブルでこれだけいいなら家の環境ではもっと・・・」と
期待していた自分としては多少残念ではあるのですが、逆にここまで違うと、
考えようによっては、やりよう(環境)によっては逆にもっと良くなるんじゃないかと
なんか興味がわきました。
リケーブル可能モデルもあるようなので、ちょっと気になります。
もしこのイヤホン(もしくはradiusさんのイヤホン)は
「他メーカーのイヤホンよりも環境によって大きく差が出るイヤホンです。そう設計しています」
みたいな事実や特徴があったら面白いですね。
ブログはちょっとネガティブな話の流れになってしまっていますが、
貸してくれた知人は気に入っていますし、私もwm1aで聴くときは非常に気に入っているので
また貸してほしいと思っています。(←自分で買えよ)
いつも拝見させて頂いています。
環境によっての音質の変化ですが、自分も最近良くそれを感じています。
自分の場合、再生環境側の駆動力の大小で音質が良くなったり悪くなったりするイメージです。
使用してるDAPは駆動力が低い方ですが、駆動力が必要ないイヤホン(鳴りやすいイヤホン)はそのままで綺麗な音ですが、そこにポタアンで駆動力を上げてしまうと、バランスが崩れ全くダメになります。
そのイヤホンの感度がどのくらいかは分かりませんが、駆動力のかけ過ぎであれば、アッテネータを間に入れると改善される可能性はあるかもしれません。
by ヤッシ (2019-10-07 15:56)
ヤッシ様
コメントありがとうございます。
実はmicro idsd blにはアッテネーターも搭載されておりまして、
その機能で最小まで出力を落としているんですが・・・
という状況です(^^;)
ボリューム的には問題ないんですが、
何かこう制御が効かずに「溢れてしまっている」という感じですね。。
でも、ご指摘のようにさらにアッテネーターをかませたら改善するのか・・・
若しくは他のパワーのあるポタアン等で駆動させたら
同じ状況になるのか・・・
何かの機会に試してみたいものですね。
by うし (2019-10-07 20:32)