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※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。

【レビュー】WAGNUS.「Water Lily」 [イヤホン レビュー]

WAGNUS.のリケーブル「Water Lily」を購入してみました。
安かったのでつい。。

お気に入りのHYLA「CE-5」との組み合わせでどうかなと。

そんなお話。







勿論イヤホンも楽しいのですが、ケーブルやイヤーピースも楽しい今日この頃です。
「この頃」でもないか。

先日WAGNUS.の「Water Lily」が安く売っていたので、購入してみました。
「Water Lily」というのは英語的には「スイレン」のことだそうです。なんともキレイなネーミングです。
ケーブル的には

"
・ストリングスやハイハットなどの音ヌケを良くしたい、目立たせたい
・現在低域が強く感じるので、軽減させ帯域全体のバランスを良くしたい "

というコンセプトのモデルだそうです。

ずっと「よりスッキリ」に寄せてきたCE-5にひょっとしたらハマるか?
ひょっとしたらさらに良くならないか?
と思って買ってみた次第です。

私はリケーブルで何か変化を楽しみたいなと思った時
対象としてまず頭に浮かぶのがこのCE-5です。かなり気に入っているんだろうな~と思います。
ちなみに、今の装いである、この半透明の紫ボディにsymbioのオレンジ色のイヤーピース
配色、コントラストがなんとも言えなく好きです。
2019年09月06日16時12分23秒.jpg2019年09月06日16時13分33秒.jpg2019年09月06日16時15分37秒.jpg
なんとかこの美しさを伝えたく・・・
ポンコツスマホカメラながら、角度を変え、光を変え・・・
努力はしたんですがこれ↑が精一杯です。
どうもこのイヤホンは私が写真を撮ると「ただの黒い塊」になってしまいます。


やっと本題の「Water Lily」の登場です。
2019年09月02日23時32分44秒.jpg2019年09月02日23時32分59秒.jpg

右下の鹿さんは気にしないでください。
嫁がアクセサリー作りをするときに使うトレーの上で写真を撮っているので、
アクセサリーパーツショップのロゴが見切れています。
やりたいと言うから一式揃えたのに、まるで使っていません。
でも「無駄遣いだ!」というと「お前のイヤホンのほうが無駄だ!!」と100倍返しされるので
何も言えません。私はひょっとしたら尻にひかれているのでしょうか。
2019年09月02日23時33分35秒.jpg

WAGNUSの中でもお安い部類のリケーブルということで、
パッケージも上のようにシンプルですし、
2pin部分の造りもまぁ・・・言ってしまえば粗いです。
「接着剤で固めました」感がゴリゴリに伝わってきます。写真では伝わらないと思いますが。。
2019年09月02日23時34分03秒.jpg2019年09月02日23時34分33秒.jpg


でも音としては全然問題ありません。
・CE-5 + rosenkranz「HP-Rainbow」

・CE-5 + WAGNUS「Water Lily」
を比べると。

透明感を保ちつつ、より音楽的になるとでも表現すればいいんでしょうか。
もうちょっと事象を分解するとすれば、少々響き感が大きくなることで余裕や余韻が感じられるようになります。
絵画に例えればrosenkranz「HP-Rainbow」との組み合わせだとよりキッチリと線を引いて写実的。
対してWAGNUS「Water Lily」との組み合わせだと相対的に抽象画っぽくなる印象です。
と、こんなこと言ってますが、私は絵に造詣なんて微塵もありません。
美術館に行ったら10分以内に美術館内を観終わってしまうタイプの人間ですので、保証はしませんが
感じたことを一生懸命表現するならそんな印象なのです。

どちらが良いのかというと困りますね。
この「Water Lily」との組み合わせの余裕や余韻、ある種の緩さ(いい意味で)は、
以前にレビューを書いたHIDIZS「MS4」の下位互換のようです。
あそこまで特徴が強くはないですが、同じ匂いを感じます。
MS4を聴いていて、「あ~ちょっとCE-5はキッチリ&スッキリのほうに寄せすぎたかな~なんかこのMS4が持ってるような別の良さを失わせてしまっている気がしなくもないなぁ・・・」と思っていた私としては全然ありな選択です。

とは言えHP-Rainbowの締まりやスッキリ感も・・・捨てがたい・・・
貧乏性なので頻繁にケーブル付け替えてそのうち接触不良なんて事態は招きたくない・・・

どうしたらいいでしょうか。

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【追記】2019/9
言い忘れました。
iFi AudioのDACアンプ「micro idsd bl」との組み合わせだと上記のような印象なのですが
環境が変わると、例えばとあるPC直挿しにすると、低音のブーミーさが途端に増幅され、
響きも大きくなって「ブゥオンブゥオン」したりします。
随分とまぁ変わるもんだなぁと思います。
HP-Rainbowの時はそこまでは変わらないんですけどね。
ケーブルによって影響を受ける度合いが・・・あったりするんですかね?
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また、取り回しに関しては200億パーセントWater Lilyのほうがいいです。
HP-Rainbowはケーブルもまぁ柔らかくはないですし、なんといっても少々短いです。
特にケーブルが二股に分かれて以降2pinまでの長さが短いのがどうにも気になります。


とりあえず今回はこのWAGNASのLilyシリーズを試せてよかったです。
「コストパフォーマンスを」なんて謳い文句を見せられると、
「どうせ結果期待外れで終わるんだろうな」という感覚があったりするんですが、
このシリーズは問題なく使えるものだと思います。
まぁ、とは言え定価が20,000円弱ですから、そもそもそんなに安くないぞとも言えるのか・・

次は同じLilyシリーズの「Crystal Lily」を使ってみたい。
そしてArtioさんの「CR-V1」早く来ないかな~


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