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※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。

【レビュー】KZ「AS06」~使用・音質編~ [イヤホン レビュー]

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ブログ引っ越し中です。
新しいブログはこちらですm(__)m
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先日開封編レビューを書いた、「白日イヤホン」こと
KZ「AS06」の使用、音質編レビューです。

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【追記】2021/2
同価格帯のfinal「E3000」やintime「SORA-2」との 比較も新ブログのほうで記載しています。
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私的な結論を言ってしまえば非常にコストパフォーマンスのいいイヤホンですね。

と、一言で終わってもつまらないので、
この辺の価格帯で、私が知る中では最も評価の高い、finalの「E2000」と比べてみようかなと
思います。
ちなみに価格的にはこのブログを書いている2019年8月2日現在で、
AS06は4,800円。E2000は3,980円です。
約1,000円このAS06のほうが高価です。

AS06とE2000の音質面を比べると、まず低音の充実感が違います。
ここまでAS06を褒め称える流れで来ておいてなんですが、確実にE2000のほうが充実しています。
まぁ、ダイナミック型のE2000に対してAS06はBA型(片側×3)ですから仕方ないですかね。

AS06のスペック上は20Hz~となっていますが、
50~70Hzくらいからからっきし出ていない印象です。
この辺の帯域になると圧倒的にE2000に分があると思います。

ただ、低音の「鳴らし方」としては嫌いじゃないです。
確かに不足はありますが、無理なものは無理と諦める潔さがある気がします。
BA型の場合、低音の充実を演出するために
薄く引き伸ばして量感だけ偽装したような低音に感じることが結構あるんですが、
このイヤホンはそういう偽装感がありません。そりゃそうです。諦めているんですから。

そして全体的にもAS06は高音に寄っている印象です。
よりエッジが立っていて、分離感はE2000よりも優れていると感じました。
E2000は悪く言えば、相対的に分離感が曖昧なところがあり、
良く言えば音同士が馴染んでいるような印象ですね。
低音が不足している代わりにより分離感や立体感では分があり、
見通し良くすっきりと聴くことができます。

音はE2000よりも全体的に近めで、特にボーカルはより近いところに配置されます。
(というよりもE2000が普通よりも若干遠目と表現したほうが合っているかも)
全体的にはE2000のほうはより控えめで、落ち着いた印象となり、
AS06はより粗削りな部分もあるけれど「元気100倍(アンパンマン)」な感じですね。

・・・いやぁなんか違うなぁ。
「『元気100倍(アンパンマン)』な感じ」を強いてドラえもんのキャラクターに例えるなら
ジャイアンになるのですが、でもジャイアンよりもスネ夫なのです。

明るく元気で、活発だけれどもどこか幼さや神経質な癖や棘を持っている感じ
とでも言うんでしょうか。そんな存在です。
ジャイアンって映画なんか見るとよくわかりますが、
どこか大人でどっしりしてたりする・・でしょ?
(↑あの映画になるとやたらと「熱く勇ましく頼れるいいやつ」になる。あれです。)

ちなみに私はドラえもんにそこそこ詳しいです。
ドラえもんが生まれるのは2112年9月3日。
さあ、ドラえもん誕生の瞬間をこの目で見ることはできるでしょうか。


装着感は普通にいいと思います。
軽いですし(私は重いのは重いので好きですが)長時間つけていても全く苦になりません。

付属のイヤーピース、結構好きです。
ちょっと他のシリコン製イヤーピースよりも摩擦係数が高くてグリップ力があります。
ので、ずれたりすることがありません。
ひょっとしたら耳の内側の壁への圧が多少強く、
そういう点では長時間使っていると痛くなるような人もひょっとしたらいるかな?
という気はします。


私は今回はしていませんが、
「白日」で井口さんが使っているAS06はリケーブルしている様です。
純正品のアップグレードケーブルとの噂ですね。
この価格でこの音質で、そしてリケーブルで遊ぶこともできるAS06。いいと思います。

低音重視ならE2000
デザイン重視ならE2000
落ち着いた印象を求めるならE2000
高音のキラキラ感やシャッキリ感を求めるならAS06
分離感やすっきりさ、軽快感ならAS06
装着したときの安定感ならAS06
リケーブルで遊んでみたいならAS06

といったところでしょうか。
私個人的には・・・うーむ・・・うーーーむ・・・
AS06のほうが出番は多いかもしれません。

ちなみに我が愛する妻はそもそもこの「白日」という曲に思い入れがあるせいか
「白日イヤホン」を聴いてたいそう気に入ったらしく、
「これは私にくれ。お前はいっぱい持ってるだろ」と主張しています。
嫁は基本的に低音ゴンゴンのほうが好きだったはずなんですが・・・

さすがに「充実感」という表現をするのはおこがましいかもしれません。
が、パッと聴きで「スッキリしてクリア」を体感できるイヤホンです。
勿論なにと比較するかによるわけですけどね。

安いですし、ご興味のある方は是非一度お試しくださいm(__)m

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