※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。
【レビュー】final「E2000」 [イヤホン レビュー]
finalのエントリーモデル「E2000」を手にしたので
レビューを書いておこう。
そんなお話。
final「MAKE2」のレビューの際にも書きましたが、
この「E2000」はMAKE2の出荷が遅れてしまったということで、
お詫びとしてfinalさんがつけてくれたものです。
別にクラウドファンディングなんだし、ちょっと遅れたくらいいいのに・・・
で、いつものように開封と同時に写真も撮っておいたのですが・・・
諸般の事情で写真がなくなってしまいました。
ということでこれを書く際に改めて撮りましたが、簡単になので
写真は極少数でごめんなさいm(__)m
パッケージはシンプルですね。
なんというかいつものfinalらしい。素朴さ。ナチュラルさ。おしゃれさ。
本体。ハウジングはアルミニウム製でドライバーはダイナミック1発です。
非常に軽いです。
E2000と同じくfinalの「E4000」です。
E4000のほうがハウジングの長さがあり、リケーブル不可のE2000に対してE4000はリケーブルが可能です。
ハウジングの径はまあ同じと言えますね。目の錯覚でなんとなくどちらかが太く見えたり
細く見えたりする気もしないでもありませんが、合わせてみると同じです。
裏?お尻の部分の処理はだいぶ異なります。
E2000はメッシュのようになっていて、対してE4000は完全に塞がっていて、finalのロゴあり。
使ってみての感想は特にこの兄貴分のE4000との比較と言う視点で書きたいと思います。
E2000ですが一言で言うと、
”(値段から)想像していたよりもすごくいい。いや全然いい”
というのが率直な感想です。
言ってしまえば「E4000よりもE2000のほうがいい」というのも全然ありだと思います。
かくいう私もそう言ってるくらいですからE2000派です。
(そもそも良し悪しは=好き嫌いなのでありとかなしとかいう問題ではないのですが・・・)
E4000のほうが音に締まりがあり、リケーブル可能という付加価値もあります。
対してE2000は相対的に音の輪郭は多少曖昧ではありますが、
E4000にはない開放感があります。
このハウジングのお尻の部分のメッシュ機構によるものでしょうか?
開放感があり、抜けが良くて非常に気持ちがいいです。
抜けはいいですが同時に「低音も抜ける」ということもなく十分です。
高音はちょっと曇り気味かな?もうちょっとキラッとしないかなぁ・・・
この開放感に高音がついてきたらな・・・と思うこともありますが・・
まぁまぁ。そこはね。贅沢と言うものです。
ですので低音と高音、どちらが充実しているかと言われれば低音かと思います。
ただ遮音性はやはりこの開放感と抜けの良さとトレードオフになっています。
イヤホンに遮音性を求める方は向かないでしょう。
遮音性は低いですが音漏れ耐性も低いかと言えばそんなことはないようです。
「ねえ。漏れてる?」となかなかのボリュームで嫁に確認しましたが大丈夫とのことでした。
空間の使い方も音が真ん中に集まってこじんまりするような、
ごちゃごちゃするような感じもなく、むしろ比較的横方向にも広く使えています。
ボーカルは比較的近めです。5段階で表すと3.7~4というところでしょうか。
64audioの「U2」ほど眼前に仁王立ちはしませんが比較的近くで歌います。
装着感的には・・・まあ特に言うこともないですね。悪い意味ではなく。
特に耳にあたるような形状でもないですし、重さも軽いので、
難なく装着でき且つ維持されます。
finalのイヤホンをレビューするときの常套句・・・
何か尖った個性があるわけではないが
全体的にバランス良くハイレベルな仕上げで、お値段以上の価値あり
といった感じです。
個性がないとは言え、この開放感と遮音性はないにせよ漏れはしないというのは
すばらしい特性かと思います。
開放感開放感と言っていますが、ダイナミック型でパワー不足を感じることもないですし、
全体として特にライトに使うなら十分な音です。
「E4000を買おうかな・・・でも15,000円かぁ・・・」と思っている方
是非このE2000を聴いてみてください。
「これでいいじゃん。っていうかこれがいいじゃん」が全然あり得るイヤホンだと思います。
レビューを書いておこう。
そんなお話。
final E2000 カナル型イヤホン マットブラック FI-E2DAL
- 出版社/メーカー: final
- メディア: エレクトロニクス
final「MAKE2」のレビューの際にも書きましたが、
この「E2000」はMAKE2の出荷が遅れてしまったということで、
お詫びとしてfinalさんがつけてくれたものです。
別にクラウドファンディングなんだし、ちょっと遅れたくらいいいのに・・・
で、いつものように開封と同時に写真も撮っておいたのですが・・・
諸般の事情で写真がなくなってしまいました。
ということでこれを書く際に改めて撮りましたが、簡単になので
写真は極少数でごめんなさいm(__)m
パッケージはシンプルですね。
なんというかいつものfinalらしい。素朴さ。ナチュラルさ。おしゃれさ。
本体。ハウジングはアルミニウム製でドライバーはダイナミック1発です。
非常に軽いです。
E2000と同じくfinalの「E4000」です。
E4000のほうがハウジングの長さがあり、リケーブル不可のE2000に対してE4000はリケーブルが可能です。
ハウジングの径はまあ同じと言えますね。目の錯覚でなんとなくどちらかが太く見えたり
細く見えたりする気もしないでもありませんが、合わせてみると同じです。
裏?お尻の部分の処理はだいぶ異なります。
E2000はメッシュのようになっていて、対してE4000は完全に塞がっていて、finalのロゴあり。
使ってみての感想は特にこの兄貴分のE4000との比較と言う視点で書きたいと思います。
E2000ですが一言で言うと、
”(値段から)想像していたよりもすごくいい。いや全然いい”
というのが率直な感想です。
言ってしまえば「E4000よりもE2000のほうがいい」というのも全然ありだと思います。
かくいう私もそう言ってるくらいですからE2000派です。
(そもそも良し悪しは=好き嫌いなのでありとかなしとかいう問題ではないのですが・・・)
E4000のほうが音に締まりがあり、リケーブル可能という付加価値もあります。
対してE2000は相対的に音の輪郭は多少曖昧ではありますが、
E4000にはない開放感があります。
このハウジングのお尻の部分のメッシュ機構によるものでしょうか?
開放感があり、抜けが良くて非常に気持ちがいいです。
抜けはいいですが同時に「低音も抜ける」ということもなく十分です。
高音はちょっと曇り気味かな?もうちょっとキラッとしないかなぁ・・・
この開放感に高音がついてきたらな・・・と思うこともありますが・・
まぁまぁ。そこはね。贅沢と言うものです。
ですので低音と高音、どちらが充実しているかと言われれば低音かと思います。
ただ遮音性はやはりこの開放感と抜けの良さとトレードオフになっています。
イヤホンに遮音性を求める方は向かないでしょう。
遮音性は低いですが音漏れ耐性も低いかと言えばそんなことはないようです。
「ねえ。漏れてる?」となかなかのボリュームで嫁に確認しましたが大丈夫とのことでした。
空間の使い方も音が真ん中に集まってこじんまりするような、
ごちゃごちゃするような感じもなく、むしろ比較的横方向にも広く使えています。
ボーカルは比較的近めです。5段階で表すと3.7~4というところでしょうか。
64audioの「U2」ほど眼前に仁王立ちはしませんが比較的近くで歌います。
装着感的には・・・まあ特に言うこともないですね。悪い意味ではなく。
特に耳にあたるような形状でもないですし、重さも軽いので、
難なく装着でき且つ維持されます。
finalのイヤホンをレビューするときの常套句・・・
何か尖った個性があるわけではないが
全体的にバランス良くハイレベルな仕上げで、お値段以上の価値あり
といった感じです。
個性がないとは言え、この開放感と遮音性はないにせよ漏れはしないというのは
すばらしい特性かと思います。
開放感開放感と言っていますが、ダイナミック型でパワー不足を感じることもないですし、
全体として特にライトに使うなら十分な音です。
「E4000を買おうかな・・・でも15,000円かぁ・・・」と思っている方
是非このE2000を聴いてみてください。
「これでいいじゃん。っていうかこれがいいじゃん」が全然あり得るイヤホンだと思います。
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