※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。
【レビュー】final「MAKE2」~使用・音質編~ [イヤホン レビュー]
finalさんの「MAKEシリーズ」
自分でフィルターの組合せを変えることで「自分だけの音」を作ることができます。
そのMAKEシリーズの中でもハイブリッドモデルであるMAKE2の音質編レビューをば。
そんなお話。
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開封編レビューはこちら
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まず公称インピーダンスは13Ωですが、
その数値から想像するよりも明らかに鳴らしにくいです。
最近出番の多いHYLA「CE-5」やmother audio「ME8」と比べると
2~3倍ボリューム回さないと同程度の音量が取れません。
今までのイヤホンの中でボリュームが取りにくかったものと言えば
恐らく私の手持ちの中ではMEE Audio「PINNACLE P1」なのですが、
それよりも取りにくいでしょう。
音質的にはやはり金属ハウジングと言うことで比較的かっちりした印象ですが
カッチカチというほどでもなく適度な柔らかさも垣間見える・・・そんな印象です。
硬さで言ったらAr:tio「RK01」や試聴のみですが、
Rhapsodio「Galaxy」といったところのほうがよほどカッチカチな印象です。
このイヤホンのポイントは・・・(音のチューニングができるという点を除いて)
・解像度の高さ
・左右の分離が良く空間の使い方も横方向に広め
なことかと思います。
非常に音が整理された印象で、秩序正しく整然と並んでいる感じです。
例えるなら・・・
「日本選手団@一昔前のオリンピックの開会式」ですかね。
各国選手団がぞろぞろと思い思いに楽しみながら入場行進している中で
なぜか日本人は隊列を作って入場行進。
良いとか悪いとかは置いておいて、なんか日本らしいなと思った記憶があります。
とにかくよくある何が目立つとか、何が出っ張るとか、そういったことがなく
整然と、淡々と、正確に音階を奏でる。そんな印象です。
このレビューはデフォルトチューニングのままで聴いて書いていますが、
主張の激しいポイントがない分だけ、なんのジャンルでもいけそうな気がします。
デフォルトチューニングではわずかに高音に寄っている気もするので、
もっと低音が欲しいという方は是非チューニングしてみてはいかがでしょうか。
私もやってみようかと思ったのですが・・・音の配分には特に不満もないので
結局やりませんでしたw
レビュー書くなら・・・やれよという話なんですが・・・もうバランスが取れてしまっています。
なんだか話がとっ散らかっていますが、
その整理された音によってどこが厚いとか薄いとか言うことがなく、
あらゆる音を正確に聴かせてくれます。
最近ではHYLA「CE-5」の時も「解像度が高い」と表現しましたが、
なんというか解像度の高さを実現する=人にあらゆる音を聴かせる・認識させる方法論が違うような
印象です。
CE-5は各音の主張がより強く、主張させるが被らせない(いや、主張させることで被らせない・・・のか?)
ことで認識性を高めており、こちらMAKE2は、同じことを言うようですが、主張させないことで
認識性を上げている。そんな違いを感じます。
ちなみにまた脱線しますが、今回のブログを書くにあたって、
「視認性」に対して「聴認性」という言葉があるのか?適切なのか調べてみたのですが、
「聴認性」という言葉は存在しないんだそうです。
そもそも「認」という言葉には「み(見)とめる」というくらいですので、
「見る」という意味が含まれてしまっているので、「聴く」ことに使うことはできないんだそうです。
そのため「聴認性」とは言わず「認識性」と表現しました・・・「認」が結局入っている・・・
はい。どうでもいいですね。
その鳴らしにくさが捉えようによってはノイジーな要素になってしまうかもしれない
空間のごくごく小さな音を排除して解像度につながっているのかもしれませんが、
それゆえか?一音一音を聴かせることは得意ですが、
なんというか「全体の空気感」「場の空気感」みたいなものを表現するという点は
ちょっと苦手かもしれません。
メインとなる音ではない小さなノイズのような音も空間表現には一役買っているがそれらは
このイヤホンでは潔くカットされているような気がします。いつものようにこの理屈が正しいのか・・・保証は・・・しませんが。。
ですのでライブものをよく聴くという方については、よりよい選択肢が他に考えられるかな?
と言うのが素直な意見です。
音漏れは少々するかなと思います。
日頃家でいろいろなイヤホンで音楽を聴いていても嫁に音漏れについて言われることはないのですが
このイヤホンに関しては指摘されました。「結構漏れてるよ」と。
それからどこで使うにしてもこのイヤホンを使う際には、
いつもよりもさらに控え目の音量を心がけています。
職場でちょっとこのイヤホンを使ってるときに隣の女性に「そのイヤホン格好いいね」と言われました。
いや。イヤホンは格好良さも大事やん?ということで書いておきました。
ついでに言うとゲレンデマジックみたいに格好いいイヤホンを使っていれば使っている本人も
3割増しで見えればいいのに。
今回、私はこのイヤホンをクラウドファンディングサイトで手に入れました。
まだ一般発売はされていないようですが、おそらくはそのうち販売されるのでしょう?
たぶん販売される際には30,000円前後だと思うのですが、
今まで購入してきた同価格帯のイヤホンと並べてみても明らかに価格帯の中では
アドバンテージがある出来だと思います。
finalのイヤホンについて書いていると毎度同じことを言っている気がするのですが、
本当によくまとめられて上品な印象です。
もちろん今回のMAKE2もその例に漏れず。
そして今回のMAKE2のお値段以上の解像度の高さ、デザイン性等も含めた
総合的なクオリティの高さを経験し、
他のMAKEシリーズ=「MAKE1」と「MAKE3」も欲しくなってしまったのでした。
自分でフィルターの組合せを変えることで「自分だけの音」を作ることができます。
そのMAKEシリーズの中でもハイブリッドモデルであるMAKE2の音質編レビューをば。
そんなお話。
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開封編レビューはこちら
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まず公称インピーダンスは13Ωですが、
その数値から想像するよりも明らかに鳴らしにくいです。
最近出番の多いHYLA「CE-5」やmother audio「ME8」と比べると
2~3倍ボリューム回さないと同程度の音量が取れません。
今までのイヤホンの中でボリュームが取りにくかったものと言えば
恐らく私の手持ちの中ではMEE Audio「PINNACLE P1」なのですが、
それよりも取りにくいでしょう。
音質的にはやはり金属ハウジングと言うことで比較的かっちりした印象ですが
カッチカチというほどでもなく適度な柔らかさも垣間見える・・・そんな印象です。
硬さで言ったらAr:tio「RK01」や試聴のみですが、
Rhapsodio「Galaxy」といったところのほうがよほどカッチカチな印象です。
このイヤホンのポイントは・・・(音のチューニングができるという点を除いて)
・解像度の高さ
・左右の分離が良く空間の使い方も横方向に広め
なことかと思います。
非常に音が整理された印象で、秩序正しく整然と並んでいる感じです。
例えるなら・・・
「日本選手団@一昔前のオリンピックの開会式」ですかね。
各国選手団がぞろぞろと思い思いに楽しみながら入場行進している中で
なぜか日本人は隊列を作って入場行進。
良いとか悪いとかは置いておいて、なんか日本らしいなと思った記憶があります。
とにかくよくある何が目立つとか、何が出っ張るとか、そういったことがなく
整然と、淡々と、正確に音階を奏でる。そんな印象です。
このレビューはデフォルトチューニングのままで聴いて書いていますが、
主張の激しいポイントがない分だけ、なんのジャンルでもいけそうな気がします。
デフォルトチューニングではわずかに高音に寄っている気もするので、
もっと低音が欲しいという方は是非チューニングしてみてはいかがでしょうか。
私もやってみようかと思ったのですが・・・音の配分には特に不満もないので
結局やりませんでしたw
レビュー書くなら・・・やれよという話なんですが・・・もうバランスが取れてしまっています。
なんだか話がとっ散らかっていますが、
その整理された音によってどこが厚いとか薄いとか言うことがなく、
あらゆる音を正確に聴かせてくれます。
最近ではHYLA「CE-5」の時も「解像度が高い」と表現しましたが、
なんというか解像度の高さを実現する=人にあらゆる音を聴かせる・認識させる方法論が違うような
印象です。
CE-5は各音の主張がより強く、主張させるが被らせない(いや、主張させることで被らせない・・・のか?)
ことで認識性を高めており、こちらMAKE2は、同じことを言うようですが、主張させないことで
認識性を上げている。そんな違いを感じます。
ちなみにまた脱線しますが、今回のブログを書くにあたって、
「視認性」に対して「聴認性」という言葉があるのか?適切なのか調べてみたのですが、
「聴認性」という言葉は存在しないんだそうです。
そもそも「認」という言葉には「み(見)とめる」というくらいですので、
「見る」という意味が含まれてしまっているので、「聴く」ことに使うことはできないんだそうです。
そのため「聴認性」とは言わず「認識性」と表現しました・・・「認」が結局入っている・・・
はい。どうでもいいですね。
その鳴らしにくさが捉えようによってはノイジーな要素になってしまうかもしれない
空間のごくごく小さな音を排除して解像度につながっているのかもしれませんが、
それゆえか?一音一音を聴かせることは得意ですが、
なんというか「全体の空気感」「場の空気感」みたいなものを表現するという点は
ちょっと苦手かもしれません。
メインとなる音ではない小さなノイズのような音も空間表現には一役買っているがそれらは
このイヤホンでは潔くカットされているような気がします。いつものようにこの理屈が正しいのか・・・保証は・・・しませんが。。
ですのでライブものをよく聴くという方については、よりよい選択肢が他に考えられるかな?
と言うのが素直な意見です。
音漏れは少々するかなと思います。
日頃家でいろいろなイヤホンで音楽を聴いていても嫁に音漏れについて言われることはないのですが
このイヤホンに関しては指摘されました。「結構漏れてるよ」と。
それからどこで使うにしてもこのイヤホンを使う際には、
いつもよりもさらに控え目の音量を心がけています。
職場でちょっとこのイヤホンを使ってるときに隣の女性に「そのイヤホン格好いいね」と言われました。
いや。イヤホンは格好良さも大事やん?ということで書いておきました。
ついでに言うとゲレンデマジックみたいに格好いいイヤホンを使っていれば使っている本人も
3割増しで見えればいいのに。
今回、私はこのイヤホンをクラウドファンディングサイトで手に入れました。
まだ一般発売はされていないようですが、おそらくはそのうち販売されるのでしょう?
たぶん販売される際には30,000円前後だと思うのですが、
今まで購入してきた同価格帯のイヤホンと並べてみても明らかに価格帯の中では
アドバンテージがある出来だと思います。
finalのイヤホンについて書いていると毎度同じことを言っている気がするのですが、
本当によくまとめられて上品な印象です。
もちろん今回のMAKE2もその例に漏れず。
そして今回のMAKE2のお値段以上の解像度の高さ、デザイン性等も含めた
総合的なクオリティの高さを経験し、
他のMAKEシリーズ=「MAKE1」と「MAKE3」も欲しくなってしまったのでした。
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