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※オーディオ&イヤホン系のレビューは新ブログ(https://usi-san.blogspot.com/)に引っ越しました。

【レビュー】HDSSの真価とは?アクセス「AH-HD98」~4,000円~6,000円帯のイヤホンと比較~ [イヤホン レビュー]

たまたま見つけたイヤホン。
アクセスの「AH-HD98」。なんでも「HDSS(ETL技術)」という特許技術を
使っているんだそうな。
なんかどんなもんか試してみたくなるではないですか。

そんなお話。

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クラウドファンディングを利用して世に出てきたイヤホン。
アメリカのなんとかって企業が開発した「HDSS(ETL技術)」という特許技術が
利用されているんだとか。
「HDSS」を通すことで原音に忠実な音に復元されるらしい。
キャッチコピーは

「驚くほどにクリアーで、クセになるほどの臨場感」

では、まずは開封から。

パッケージ表面。ゴールドとブルーがあります。
IMG_0059.JPG

裏には「HDSS」についての簡単な説明が。
IMG_0060.JPG

オープン。
IMG_0061.JPG

付属品はイヤーピースに袋、そしてHDSSに関するより詳細な解説書。
IMG_0062.JPG

ちょっとボケてしまったわ。
IMG_0063.JPG

ステムは結構太目で、プラスチック製。
IMG_0064.JPG

このマーク、「JAXA」に見えてしまうのは私だけ?
IMG_0065.JPG

■音質
第一印象は、極めて普通。
特段・・・取り上げることも見つからない・・・

■装着感
これも極めて普通。
でも正直、音質に関しては正直ネガティブな意味で「普通」=「ちょっとがっかり」だったが、
装着感に関してはポジティブに「普通」。
取り立てて良いとまでは言わないが、「普通」に耳に収まり、いつも安定して定位置に居てくれる。

う~む・・・なんか薄い。内容が・・・・
っていうかせっかくだからこの特許技術の何たるかを少しは感じてみたい。

と、いうことで、似たような価格帯(約4,000円~6,000円)の手持ちのイヤホンと
改めて聴き比べをしてみることにした。
(あまりにも価格差があるイヤホンには・・・勝てないと悟った・・・)

比較してみるのは下記3種類。

最近のking of コスパ?
私のイヤホンスパイラルはこいつから始まった。

ZERO AUDIO カナル型イヤホン WHITE TENORE ★ヘッドホンクリップ1個付 ZH-DX201-WT

ZERO AUDIO カナル型イヤホン WHITE TENORE ★ヘッドホンクリップ1個付 ZH-DX201-WT

  • 出版社/メーカー: ZERO AUDIO
  • メディア: エレクトロニクス



eイヤホンさん監修!4,000円でリケーブル可!ハイブリッドドライバー構成!
の、こちらもハイコストパフォーマンスモデル!




今回の主役!HDSS技術の真価とは!?

アクセス AXES HDSS イヤフォン AH-HD98 BL ブルー

アクセス AXES HDSS イヤフォン AH-HD98 BL ブルー

  • 出版社/メーカー: AXES
  • メディア: エレクトロニクス








うーむ。なるほど。
では、早速ランキング形式で結果を!

第1位!!!!!!!!!!!

アクセス AXES HDSS イヤフォン AH-HD98 BL ブルー

アクセス AXES HDSS イヤフォン AH-HD98 BL ブルー

  • 出版社/メーカー: AXES
  • メディア: エレクトロニクス


正直、4万、5万のイヤホンと比べるとさすがに太刀打ちが難しい。
が、こうして同価格帯で比較すると、優位性あり。
キャッチコピーである「驚くほどクリアー」かは・・・?
が、ボーカルの声は最も聴きとりやすい。俗にいう「ボーカルが前に出てくる」という状況。

帯域別では低音~高音まで満遍なくという感じかなという印象。
実際にいつもの課題曲でいつものようにグラフ化してみると・・・
hdss.png
※Perfume「TOKYO GIRL」1番のみ。各周波数のMAX値。平均値。

ほかのイヤホンと比べて周波数帯による偏りが極めて少ない。
上記比較対象の2機種以外のイヤホンと比較しても。
ex1)ZERO AUDIO「white tenore」
whitetenore.png

ex2)SONY「XBA-N3」
xba-n3.png


もちろん曲によってはもっと極端なグラフにもなるだろうが、この偏りのなさが
「HDSS」の真骨頂??
この偏りのなさが臨場感やボーカルの聴こえやすさにつながるのかな??


第2位!!!!!



曲によってわずかにボーカルが後ろに下がる=埋もれる傾向になる。
あとは音の粒度が粗い。「AH-HD98」のほうが「丁寧な音」という印象。
ただし抜け感はこちらのほうに分があり。


第3位!!!

ZERO AUDIO カナル型イヤホン WHITE TENORE ★ヘッドホンクリップ1個付 ZH-DX201-WT

ZERO AUDIO カナル型イヤホン WHITE TENORE ★ヘッドホンクリップ1個付 ZH-DX201-WT

  • 出版社/メーカー: ZERO AUDIO
  • メディア: エレクトロニクス


中高音寄りであるとは思うのだが、その中高音の線が細く、埋もれる傾向が強い。
結果、前に出てきてほしい中高音(例えばボーカル)が埋もれてしまうことが
相対的に多い。
世間的にも評判のいいイヤホンだし、間違いないんだろうが、
まあさすがに複数の数のイヤホン(しかも基本的にはどれも高評価)と比較されると
やはり分が悪い戦いも多くなるか。


と、言うことで、この「AH-HD98」に関するレビュー&評価としては、

さすがに価格帯の違いすぎるイヤホンとは戦えない。
しかし同価格帯で比較したときには優秀。

となりましたm(__)m
「5,000円前後でいいやつを」という場面では候補に入れてもいいかと!

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コメント 2

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ah-hd98とfinal e2000/3000との間で迷っています
ご都合が宜しければ↑との比較結果も教えて頂けると助かります
by お名前(必須) (2019-03-29 18:36) 

うし

お名前(必須)様
コメントありがとうございます。

E3000は所持していないため、E2000との比較について
個人的な意見を記載させていただきますね。

個人的には・・・E2000のほうが総合力が上だと思っています。
というかこのE2000はこの価格帯では非常にバランスが良く、
なかなか・・・強力だと思っています。

とは言え、やはりそこは好みの問題もありますので
もう少々掘り下げますと・・・

・E2000は優等生で、バランスがとれている印象ですが、
 hd98はより尖ったものがある印象です。
・ボーカルの明瞭さ、クリアさといったものはE2000のほうが
 あると思います。ただ、hd98はクリアさという意味では一歩及ばず
 1枚オブラートに包んだような、少々雑なような印象ですが、
 その代わりに(?)距離感としてはhd98のほうが一歩近づきます。
 つまり相対的にE2000のボーカルはちょっと離れたところに
 控えめに立つ印象です。
 私はやはりE2000を取りますが、それでもhd98の良さはあるという
 感想です。
・hd98のほうが基本的に響きが大きいです。
 E2000のほうが音像をそこに留めるカッチリ感がありますが、
 でもこの響きの良さが非常に気持ちいいものをもたらすことも多いと
 思います。
・低音がお好きであればhd98のほうがいいかもしれません。
 E2000は比較的「お上品」なので、例えばEDMをお聴きになるような
 方であれば物足りなさを感じてしまうかもしれません。
 hd98の低音は前述の響きの良さも手伝って、パンチと重量感と存在感のある
 いい低音を鳴らしてくれます。
・イヤホン自体もhd98のほうがE2000より重いですが、
 低音に限らず、全体的に音に重量感があると言えるかと思います。
・スマホでお聴きになることを想定するのであればhd98のほうが
 音量が取りやすいです。hd98がとりやすいというか・・・
 E2000が音量が取りにくいです。スマホでももちろんボリュームを
 ぐいぐい上げていけば十分な音量は取れると思いますが、
 この点は明らかに違います。
 finalさんのイヤホンはボリュームがとりにくいものが多いですね。。
・これは、、、どうでもいい感想ですが、、、
 デザイン的には完全にE2000のほうがいいです(私は好きです)m(__)m


「低音にこだわりがあるのであればhd98」とはいえる気がしますが、
それ以外は・・・なんとも好みの問題で難しいですかね(^^;)
何かの参考になれば幸いですm(__)m
by うし (2019-03-29 22:25) 

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